2月の米消費者物価、3.2%上昇=市場予想上回る 2024年03月12日 21時34分

米労働省=ワシントン(AFP時事)
米労働省=ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米労働省が12日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.2%上昇した。伸びは前月(3.1%)から小幅に拡大し、市場予想(3.1%)も上回った。インフレ圧力が根強いことが示された。
 変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は3.8%上昇。伸びは前月(3.9%)から若干鈍化した。
 項目別では、ガソリンが3.9%低下し、コロナ禍による供給網混乱で値上がりした中古車・トラックは1.8%下がった。一方、サービス価格(エネルギー関連を除く)は5.2%上昇と、引き続き高い伸びだった。
 米国のインフレ率は、2022年半ばのピークから大きく低下。連邦準備制度理事会(FRB)は「今年のある時点」(パウエル議長)での利下げを視野に入れている。 

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