2月の米雇用、27万5000人増=失業率3.9%に悪化 2024年03月08日 22時36分

 【ワシントン時事】米労働省が8日発表した2月の雇用統計(季節調整済み)で、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比27万5000人増だった。伸びは1月の22万9000人増(改定)から拡大し、市場予想(20万人増)も上回った。
 ただ、1月の就業者数は、当初の発表から12万4000人の大幅下方修正となった。失業率は3.9%と、前月から0.2ポイント悪化。米雇用情勢は底堅さを保つものの、勢いがやや失われていることもうかがわせた。
 インフレに影響する平均時給は前年同月比4.3%上昇と、伸びは前月(4.4%)から若干減速した。 

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