個人消費、2カ月連続下げ=景気判断は据え置き―1月月例報告 2021年01月22日

 政府は22日公表した1月の月例経済報告で、景気の全体判断を「持ち直しの動きが見られる」に6カ月連続で据え置いた。ただ、新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、内需の柱となる個人消費については「持ち直しの動きに足踏みが見られる」へ2カ月連続で下方修正。緊急事態宣言の再発令で消費がさらに落ち込み、景気回復の動きが途切れるリスクが強まっている。
 景気の先行きについては「持ち直しの動きが続くことが期待されるが、内外の感染拡大による下振れリスクの高まりに十分注意する必要がある」と強い警戒感を示した。 

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月例経済報告等に関する関係閣僚会議に臨む菅義偉首相(左から2人目)=22日午後、首相官邸
月例経済報告等に関する関係閣僚会議に臨む菅義偉首相(左から2人目)=22日午後、首相官邸

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