財務省と内閣府が１０日発表した１０～１２月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はプラス１１．６と、２四半期連続のプラスとなった。新型コロナウイルス感染拡大で停滞した経済活動に再開の動きが広がり、前回調査（７～９月期）のプラス２．０から大幅に改善した。ただ、中小企業では苦戦が続いている。
大企業のプラス幅は２０１４年４月の消費税率８％への引き上げ前の駆け込み需要が盛り上がった同１～３月期（１２．７）以来の水準。０４年度の統計開始以来、３番目の高さとなった。
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