7~9月期設備投資、10.6%減=2四半期連続マイナス―法人企業統計 2020年12月01日

 財務省が1日発表した7~9月期の法人企業統計調査によると、金融機関を除く全産業の設備投資額は前年同期比10.6%減の10兆8006億円となった。マイナスは2四半期連続。新型コロナウイルス収束の道筋が見えず景気の先行きに不透明感が漂う中、設備投資を控える動きが続いた。
 設備投資は製造業で10.3%減少し、特に金属製品や電気機械で落ち込みが目立った。非製造業も10.8%減少し、外出自粛の影響を受けたサービス業のほか物品賃貸業が振るわなかった。 

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