車載電池など4事業で競争力強化=持ち株会社移行のパナソニック 2020年11月17日

 パナソニックは17日、東京都内で経営方針説明会を開いた。津賀一宏社長は、トヨタ自動車や米電気自動車大手テスラの車載向けなど「電池事業」を含む4事業を「グループ発展の中核」と強調。2022年4月に移行する持ち株会社「パナソニックホールディングス」傘下で、各事業の責任・権限の明確化や意思決定の迅速化を図り、競争力を強化する狙いを説明した。
 中核4事業は他に「白物家電・電気設備」「法人向けシステム・機器」「電子部品」。再編を経て持ち株会社傘下に置く八つの事業会社のうち、中核の白物家電や電気設備を手掛ける事業会社が「パナソニック」の名称を引き継ぐ。 

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経営方針説明会に臨むパナソニックの津賀一宏社長(左)と次期社長の楠見雄規常務執行役員=17日午後、東京都港区
経営方針説明会に臨むパナソニックの津賀一宏社長(左)と次期社長の楠見雄規常務執行役員=17日午後、東京都港区

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