トランプ氏か、バイデン氏か=投票始まる、勝者確定遅れも―米大統領選 2020年11月03日

 【ワシントン時事】米大統領選の投票が3日朝(日本時間同日夜)、東部州から順次始まった。新型コロナウイルス感染や人種差別問題で揺れる超大国のかじ取りをめぐり、再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)が争う。郵便投票の急増で開票作業が遅れ、勝者確定がずれ込む可能性がある。
 トランプ氏は選挙戦最終日の2日、南部や中西部など5カ所で集会を開催。最後のミシガン州の演説で「あす再び美しい勝利を収める。私たちはもう一度歴史をつくる」と訴えた。
 バイデン氏はトランプ氏が4年前8ポイント差で勝利したオハイオ州を最後の訴えの地に選び、攻勢に出た。「あすの大勝利に向け、われわれは結束を感じている。ドナルド・トランプが荷物をまとめて帰宅する時だ」と語った。 

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2日、米東部ペンシルベニア州で演説するトランプ大統領(右・EPA)とバイデン前副大統領(左・AFP)
2日、米東部ペンシルベニア州で演説するトランプ大統領(右・EPA)とバイデン前副大統領(左・AFP)
2日、米東部ペンシルベニア州ピッツバーグの集会で演説するバイデン前副大統領(AFP時事)
2日、米東部ペンシルベニア州ピッツバーグの集会で演説するバイデン前副大統領(AFP時事)

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