8月機械受注、0.2%増=投資意欲は低調―内閣府 2020年10月12日

 内閣府が12日発表した8月の機械受注統計(季節調整値)によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力を除く)の受注額は前月比0.2%増の7525億円だった。2カ月連続のプラスだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続き、企業の設備投資意欲は依然として低調なままだ。
 基調判断の表現は、7月の「減少傾向にある」から「下げ止まりつつある」に上方修正した。判断の引き上げは2019年4月以来16カ月ぶり。内閣府の担当者は「ひところのような減少(傾向)ではなくなっている」と説明している。 

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