新車販売、22.6%減=コロナ禍、9年ぶり低水準―20年度上期 2020年10月01日

 2020年度上半期(4~9月)の新車販売台数は、前年同期比22.6%減の202万8540台だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言による外出自粛などで客足が大きく落ち込んだことが響いた。上半期としては東日本大震災直後の11年度以来、9年ぶりの低水準となった。
 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日発表した。
 内訳は、軽以外の登録車が23.7%減の126万5680台、軽自動車は20.7%減の76万2860台だった。上半期に登録車と軽自動車の減少率がそろって2割を超えたのは、1974年度以来。
 同時に発表した9月の新車販売台数は前年同月比14.3%減の46万9705台で、12カ月連続のマイナス。減少率は8月の16.0%から改善しているものの、依然としてコロナ禍で販売が低迷している。 

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