米メタ、7割増益=広告好調、AIに積極投資―4~6月期 2024年08月01日 07時41分

米メタのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)=1月31日、ワシントン(AFP時事)
米メタのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)=1月31日、ワシントン(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】米メタ(旧フェイスブック)が7月31日に発表した2024年4~6月期決算は、売上高が前年同期比22%増の390億ドル(約5兆8600億円)、純利益が73%増の134億6500万ドルだった。売り上げの98%を占める広告事業が好調を維持。今後の成長のため、人工知能(AI)に積極投資した。
 フェイスブックやインスタグラムなど傘下のSNSの平均利用者は1日当たりで7%増の32億7000万人。広告の表示回数と平均単価は、いずれも10%伸びた。
 ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は電話会見で、「好調な四半期だった」と総括。その上で、生成AIサービス「メタAI」が「年末までに世界で最も利用されるAIアシスタントになる勢いだ」と述べた。
 AI開発の強化に伴い、設備投資は84億7200万ドルで3割増えた。24年通年の計画も370億~400億ドルと、従来(350億~400億ドル)から上方修正。25年も増加を続ける見通しだ。 

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