米アマゾン、純利益3.4倍=通販堅調、コスト削減も寄与―7~9月期 2023年10月27日 08時30分

【シリコンバレー時事】米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが26日発表した2023年7~9月期決算は、純利益が前年同期比3.4倍の98億7900万ドル(約1兆4800億円)だった。コスト削減に加え、通販事業や外部の出品者から得る手数料収入が堅調だった。
売上高は13%増の1431億ドル。7月に行った会員向けセールが好調で、通販事業の売り上げが7%増加。出品手数料収入は20%伸びた。注力分野のクラウド事業は12%の増収。営業費用の増加幅を6%に抑えたことで、純利益が底上げされた。
ジャシー最高経営責任者(CEO)は「通販事業ではコスト(削減)と配送スピードが前進し、クラウド事業は安定成長を続けた。好調な四半期だった」と総括した。