閲覧履歴の追跡、廃止を再延期=24年後半に―米グーグル 2022年07月29日 10時22分

スマートフォンに表示されたクロームのアイコン(EPA時事)
スマートフォンに表示されたクロームのアイコン(EPA時事)

 【シリコンバレー時事】米グーグルは28日までに、同社製インターネット閲覧ソフト(ブラウザー)「クローム」の利用者のウェブサイト閲覧履歴を個人単位で追跡する技術の廃止を2024年後半に延期すると発表した。プライバシー保護の社会的要請を受け開発を進めている代替技術の検証に、時間がかかると判断した。
 廃止延期は2度目。20年1月に2年以内の廃止を表明したが、21年6月に23年後半へ先送りした。
 現行の技術「サードパーティー・クッキー」は、個人の趣向に沿った「ターゲティング広告」の配信に利用されてきた。欧州などで個人情報保護規制が強まる中、アップルは既に廃止しており、米メタ(旧フェイスブック)などの広告収益に打撃を与えている。
 新技術は「プライバシーサンドボックス」と呼ばれ、人工知能(AI)で共通の関心を持つ集団を設定し、広告配信できるようにする。8月から試験的に利用できる企業を拡大し、23年7~9月期に本格展開する予定。 

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