GAFA、3社が最高益=成長鈍化の兆しも―7~9月期 2021年10月29日 15時56分

「GAFA」4社のロゴ入りアプリを表示したタブレット端末=2020年10月(AFP時事)
「GAFA」4社のロゴ入りアプリを表示したタブレット端末=2020年10月(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】「GAFA」と称される米巨大IT4社の2021年7~9月期決算が28日、出そろった。インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは純利益が半減したが、グーグルの親会社アルファベットは四半期ベースで過去最高益を更新。他2社も7~9月期としての最高益を計上した。ただ、プライバシー保護の強化など業界を取り巻く環境変化は激しく、成長鈍化の兆しも見られる。
 アマゾンは新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり需要」が一服したほか、人手不足による人件費増も響いた。減益は6四半期ぶり。10~12月期もコストがかさみ、減益を見込む。
 社名を「Meta(メタ)」に変更したフェイスブックは、アプリ利用者の増加で広告事業が増収となった。ただ、アップルが4月にアプリ開発企業による個人情報収集に関するルールを厳格化した影響で、広告収入の伸びは抑えられた。
 アップルは、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」シリーズの販売が好調。クック最高経営責任者(CEO)は「予想以上の(半導体の)供給制約にもかかわらず、力強い四半期だった」と自賛したが、売上高は市場予想に届かなかった。10~12月期に制約はさらに拡大する見通しだ。 

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