ガザ学校空爆、28人死亡=「ハマス拠点」と主張―イスラエル軍 2024年10月10日 21時06分
【イスタンブール時事】パレスチナ自治区ガザ中部デイルバラで10日、学校敷地内に空爆があり、パレスチナ赤新月社によると28人が死亡、54人が負傷した。イスラエル軍は空爆を認め、イスラム組織ハマスが「テロ攻撃を計画する司令センターとして使っていた」と主張した。
学校は赤新月社の本部近くにあり、戦火を逃れた避難民多数が身を寄せていたという。イスラエル軍は声明で「空爆前に民間人に危害が及ぶリスクを減らすため多くの措置を講じた」と説明した。
ガザ北部ジャバリヤでも10日、イスラエル軍がハマスの戦力立て直しを防ぐ名目で難民キャンプの包囲作戦を継続。軍は同日、大量の兵器を押収し、過去24時間で「テロリスト50人以上」を殺害したと明らかにした。ロイター通信によれば、作戦が始まった今月6日以降の死者は130人に達した。