パキスタンの爆破テロで中国人2人死亡=空港近く、国内過激派犯行主張 2024年10月07日 14時28分
【ニューデリー時事】在パキスタン中国大使館は7日、パキスタン南部カラチの国際空港近くで爆破テロが6日に発生し、中国人2人が死亡したと発表した。中国人1人が負傷したほか、パキスタン人にも多数の死傷者が出ているという。パキスタンでは中国企業や中国人を狙ったテロが相次いでいる。
南西部バルチスタン州の分離独立を掲げる過激派「バルチ解放軍(BLA)」が「中国人技師と投資家を狙った」とする犯行声明を出した。地元メディアによると、中国人の犠牲者は、中国主導の巨大経済圏構想「一帯一路」の一環で地元港湾地域に建設された発電所の関連会社に勤めていた。路上で爆破装置が作動したとみられ、複数の車両が巻き込まれた。