ガザ即時停戦求め集会=支援団体が開催―東京 2024年10月05日 20時07分
パレスチナ自治区ガザでイスラエルとイスラム組織ハマスによる大規模武力衝突が始まってから7日で1年となるのを前に、現地で支援活動を行う日本のNPOなどが5日、東京都内で集会を開き即時停戦を呼び掛けた。
集会には公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」、NPO「日本国際ボランティアセンター」など6団体が参加。ガザの窮状について報告した。
羊の飼育農家らを支援しているNPO「パルシック」の高橋知里さんは、イスラエル軍の空爆で羊小屋が破壊されたと証言。農家と羊は避難して無事だったが、「羊よりも自分を優先して生き延びて」と伝えているという。
NPO「パレスチナ子どものキャンペーン」の手島正之さんは、雨漏りがひどいテントで避難生活を送る人々の様子を動画で説明した。「ガザの現状を知り、SNSでシェアするだけでも支援の一歩だ。それが大きなうねりになれば」と訴えた。