イラクからドローン攻撃、2人死亡=レバノンで交戦続く―イスラエル 2024年10月05日 06時54分

4日、イスラエル軍の空爆を受けたレバノン南部で立ち上る煙(AFP時事)
4日、イスラエル軍の空爆を受けたレバノン南部で立ち上る煙(AFP時事)

 【エルサレム時事】イスラエル軍は4日、同国北部での戦闘で兵士2人が死亡したと発表した。イスラエルのメディアによると、3日にイラクから発射されたドローンによってイスラエル占領地ゴラン高原にある軍の基地が攻撃を受け、他に24人が負傷した。イラクの親イラン武装組織の連合体「イラクのイスラム抵抗運動」が攻撃したと主張しており、イスラエルが反発してイラク領内へ報復する可能性もある。
 イスラエル軍は4日も、レバノンの首都ベイルートや南部などで空爆や地上作戦を継続。同日の声明では、今週初めに開始した地上侵攻後、イスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員やテロ関連施設など2000以上の標的を攻撃し、司令官ら約250人を殺害したと発表した。 

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