イスラエル攻撃を正当化=報復受ければ再反撃も―イラン最高指導者 2024年10月04日 18時14分

4日、テヘランで演説するイラン最高指導者ハメネイ師(イランプレス提供)(AFP時事)
4日、テヘランで演説するイラン最高指導者ハメネイ師(イランプレス提供)(AFP時事)

 【イスタンブール時事】イランの最高指導者ハメネイ師は4日、首都テヘランで演説し、イスラエルに加えた大規模なミサイル攻撃を「シオニスト(イスラエル)に対する最小限の懲罰だ」と正当化した。イスラエルが明言している報復攻撃には「義務を果たすため、ためらわず、急ぎもしない」と述べ、再反撃する可能性を示唆した。
 ハメネイ師は、イスラエルが「暗殺や破壊、爆撃を勝利の証しだと考えている」と非難。攻勢を強めても、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラやパレスチナのイスラム組織ハマスなど親イラン勢力に勝利できないと主張した。ヒズボラなどには「連帯を強め、侵略者に抵抗せよ」と訴えた。 

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