自治権剥奪は「合憲」=カシミール問題、政権正当性支持―インド最高裁 2023年12月11日 20時48分

11日、インド北部の連邦直轄地ジャム・カシミールの中心都市スリナガルで、モディ首相の看板周辺を警戒する治安要員(AFP時事)
11日、インド北部の連邦直轄地ジャム・カシミールの中心都市スリナガルで、モディ首相の看板周辺を警戒する治安要員(AFP時事)

 【ニューデリー時事】インドの最高裁は11日、北部ジャム・カシミール州の自治権を剥奪したモディ政権の2019年の決定を「合憲」と判断した。最高裁は判決で、自治権を認めていた憲法規定は「一時的なもの」と指摘。政権による措置は正当な権力行使だったと支持した。
 ヒンズー至上主義を掲げるモディ政権は19年、国内で唯一イスラム教徒が多数派だった同州に特別な自治権を付与していた憲法規定を廃止。州を二つの連邦直轄地に分割した。こうした措置は違憲として請願が出されていた。
 モディ首相はX(旧ツイッター)で「単なる法的判断ではなく、希望の光であり輝かしい未来を約束するものだ」などと判決を歓迎した。 

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