「国際法に違反」と比大統領=南シナ海衝突、中国側も反論 2023年12月11日 18時51分

フィリピンのマルコス大統領=11月16日、米サンフランシスコ(AFP時事)
フィリピンのマルコス大統領=11月16日、米サンフランシスコ(AFP時事)

 【マニラ、北京時事】南シナ海でフィリピンと中国の船舶が衝突したことなどを受け、フィリピンのマルコス大統領は10日、声明で「わが国の排他的経済水域(EEZ)内で起きたもので、中国側の主張は明らかに国際法に反している」と中国を非難した。衝突は9、10の両日発生。中国側は、フィリピン船が「不法侵入した」と主張していた。
 マルコス氏は「決してひるむことはない」と強調。その上で、「中国海警局が引き起こした行為によって、われわれは西フィリピン海(南シナ海)におけるわが国の主権を守っていかなければならないとの思いを一層強くした」と述べた。
 これに対し、中国外務省の毛寧副報道局長は11日の記者会見で「責任は完全にフィリピン側にある」と主張。フィリピンに対し、海上での権利侵害と挑発、中国に対する「いわれのない中傷」をやめるよう求めた。 

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