豪、移民受け入れ半減へ=留学ビザも審査厳格化 2023年12月11日 18時43分

 【シドニー時事】オーストラリア政府は11日、移民の受け入れを抑制する方針を発表した。コロナ禍の収束に伴う反動で移民の流入が年50万人超に急増したため、コロナ前の水準の年25万人程度に半減させる。留学ビザの審査も厳格化し、より高い英語力を要件にする。
 豪州に流入した移民の数は、2022会計年度(22年7月~23年6月)に過去最多の51万人に上った。急激な移民増加が国内の雇用や住宅市場を圧迫したため、与野党から移民政策の見直しを求める声が上がっていた。豪政府は低技能労働者や留学生の受け入れを抑制し、24会計年度に約25万人に減らす考えだ。
 留学ビザの発給に関しては、これまでよりも高い英語能力の証明が必要になる。また、滞在延長のためビザを更新する場合にも、改めて厳格な学力審査が行われる。 

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