ミレイ新大統領が就任=経済危機に対処、対米重視―アルゼンチン 2023年12月11日 05時41分

10日、ブエノスアイレスにある国会議事堂でアルゼンチン大統領に就任したハビエル・ミレイ氏(EPA時事)
10日、ブエノスアイレスにある国会議事堂でアルゼンチン大統領に就任したハビエル・ミレイ氏(EPA時事)

 【サンパウロ時事】南米アルゼンチンで10日、独立系右派のハビエル・ミレイ氏(53)が大統領に就任した。任期は4年。年150%近いインフレなど経済危機への対応を急ぐ。外交では米国との関係を重視する。
 ミレイ氏は就任宣誓後、国会議事堂の前に集まった人々に向けて演説し、「国の再建を始めよう。後戻りはない」と決意を表明した。長年にわたる放漫財政の結果、「(国に)お金がない」と強調。財政の緊縮化によって短期的には経済状況が悪化するが、「その後には努力に対する成果が得られる」と協力を求めた。一方、選挙公約の目玉だった米ドルの法定通貨化や中央銀行の廃止という過激な主張は影を潜めた。
 式典にはウクライナのゼレンスキー大統領らが出席。一方、ミレイ氏が選挙で批判したブラジルのルラ大統領は欠席した。 

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