中国がタリバン大使受け入れ=世界初、暫定政権承認も視野か 2023年12月07日 16時05分

中国外務省の汪文斌副報道局長=8月24日、北京(EPA時事)
中国外務省の汪文斌副報道局長=8月24日、北京(EPA時事)

 【北京時事】中国政府は7日までに、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権が派遣した大使を受け入れた。タリバンが2021年に政権を奪取後、派遣した大使を外国政府が受け入れたのは初めて。中国外務省の汪文斌副報道局長は、タリバン政権が国際社会の懸念緩和に努めれば「アフガン政府の外交的承認は当然のこととなる」との認識を表明。暫定政権の正式承認へ向けて一歩踏み込んだとみられている。
 ロイター通信によると、タリバン政権は元報道官のビラル・カリミ氏を駐中国大使に任命したと発表していた。汪氏は5日の記者会見で「中国は伝統的友好国として、アフガンが国際社会から排除されるべきではないと考えてきた」と指摘。「アフガンが穏健な内外政策を実施し、早期に国際社会に溶け込むことを望む」と強調した。 

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