豪パプアが安保協定署名=中国をけん制、警察協力も推進 2023年12月07日 15時58分

7日、キャンベラで安全保障協定署名式に臨むオーストラリアのアルバニージー首相(中央右)とパプアニューギニアのマラペ首相(同左)(EPA時事)
7日、キャンベラで安全保障協定署名式に臨むオーストラリアのアルバニージー首相(中央右)とパプアニューギニアのマラペ首相(同左)(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリアのアルバニージー、パプアニューギニアのマラペ両首相が7日、豪首都キャンベラで会談し、2国間の安全保障協定に署名した。有事の際の協力のほか、パプアの治安安定化に向けた警察協力の推進などで合意した。太平洋島しょ地域で影響力拡大を図る中国をけん制する狙いがある。
 協定では、外部から武力攻撃があった場合に両国が協議して対応を決めると明記。また、パプアに警察訓練センターを創設し、他の島しょ国にも利用を認める。豪州は協定署名に合わせ、2億豪ドル(約190億円)の資金援助も表明した。共同会見でアルバニージー氏は「包括的で歴史的な合意だ」と強調。マラペ氏も「両国の親密さを刻み込む機会となった」と述べた。 

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