中国の格付け見通し引き下げ=成長鈍化、不動産不振で―ムーディーズ 2023年12月05日 21時01分

北京の人民大会堂に掲げられた中国国旗(EPA時事)
北京の人民大会堂に掲げられた中国国旗(EPA時事)

 【香港時事】米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは5日、中国の信用格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたと発表した。中期的な経済成長率の低下や不動産業の不振を巡るリスクなどが理由。中国の長期格付けは「A1」に据え置いた。
 ムーディーズは引き下げの理由について、地方政府や国有企業への財政支援が予想され、「中国の財政、経済、構造的な強さに広範な下振れリスクをもたらしている」と指摘。「不動産部門の継続的な縮小」も踏まえた。
 これに対し、中国財政省は「失望している」と表明。「中国のマクロ経済は回復を続け、質の高い発展が着実に進んでいる」と訴えた。 

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