ウクライナ、無人機部隊を増強=ロシアは要衝周辺で前進か 2023年12月05日 20時21分

ウクライナ南部ザポロジエ州の前線の陣地で、ドローンの発射を準備する同国軍兵士=10月27日(EPA時事)
ウクライナ南部ザポロジエ州の前線の陣地で、ドローンの発射を準備する同国軍兵士=10月27日(EPA時事)

 【パリ時事】ウクライナ国防省高官は、ロシアの侵攻に反転攻勢を続けるウクライナ軍が今月、これまでより「何倍も多くの無人機」を調達できる見込みだと主張した。追加資金を確保できたためで、高官は無人機部隊の増強により、こう着状態の戦況が「変わることを期待している」と語った。ウクライナ国営通信が5日、オンラインメディアとのインタビューとして伝えた。
 高官は、無人機は砲弾と同様に消耗品で、日々補充する必要があると指摘。軍部隊に「ミサイルや弾薬、兵器をタイミング良く供給していく」重要性を強調した。無人機はここ数カ月で調達量が増加しているが、12月はさらに増やすことが可能になったと述べた。
 ウクライナ軍が戦場に投入している無人機は改良型などを含め約70種に上る。搭載する弾薬は20種を超えるという。
 タス通信によると、ロシア国防省は4日夜から5日朝にかけ、ウクライナの無人機35機を撃墜したと発表した。
 東部ドネツク州アウディイウカ周辺や南部ザポロジエ州では4日、ロシア軍が攻勢を強め、米シンクタンク戦争研究所によれば、一部の地域で前進したもようだ。アウディイウカは戦略的要衝とされ、ロシア軍が大規模な部隊を投入している。 

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