元駐ボリビア大使を訴追=キューバ工作員、40年活動―米 2023年12月05日 09時04分

駐ボリビア米大使時代のマニュエル・ロチャ容疑者=2001年7月、ラパス(AFP時事)
駐ボリビア米大使時代のマニュエル・ロチャ容疑者=2001年7月、ラパス(AFP時事)

 【ワシントン時事】米司法省は4日、キューバ情報機関の工作員として40年以上にわたり活動していたとして、元米外交官で駐ボリビア大使を務めたマニュエル・ロチャ容疑者(73)を訴追したと発表した。届け出をせずにキューバ政府の「代理人」として活動し、「外国代理人登録法(FARA)」に違反した疑いが持たれている。
 ガーランド司法長官は「米政府に対する最も長期にわたる潜入工作の一つ」と指摘。連邦捜査局(FBI)のレイ長官は米外交官がキューバの工作員として活動することは「国民の信頼を裏切るものだ」と非難した。
 キューバ情報機関当局者を装ったFBIの潜入捜査官が昨年以降、繰り返し接触した際、キューバの工作員として活動してきたことを容疑者が認めた。捜査官との会話では米国を「敵」、フィデル・カストロ元国家評議会議長を「司令官」などと呼び、過去の自身の活動を自慢したという。 

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