西側非難「封印」=ウクライナ言及せず、軟化演出―プーチン氏 2023年12月05日 07時27分

4日、モスクワのクレムリン(大統領府)で外国大使の信任状奉呈式に臨むロシアのプーチン大統領(AFP時事)
4日、モスクワのクレムリン(大統領府)で外国大使の信任状奉呈式に臨むロシアのプーチン大統領(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領は4日、新たにモスクワに着任した外国大使21人の信任状奉呈式に臨んだ。英国やドイツなど北大西洋条約機構(NATO)加盟国の大使が含まれたが、演説でロシアが侵攻するウクライナ情勢に直接言及はなかった。西側諸国への非難も事実上封印した。
 対外的に軟化姿勢を演出することで、ウクライナを支援する西側諸国を揺さぶり、ロシアに有利な形での停戦を促す狙いもあるとみられる。ただ、各国との関係冷却化は「ロシアが主導したことではない」という立場は崩さなかった。
 式にはスウェーデン大使も出席しており、ロシアの脅威を理由にスウェーデンが200年近い中立・非同盟を放棄し、NATO加盟を申請したことについては「疑問を抱かずにはいられない」と述べた。 

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