日本参加まで「声上げ続ける」=核禁条約で被爆者サーローさん 2023年12月02日 16時20分

1日、ニューヨークの国連本部で開かれた記者会見にオンラインで参加するサーロー節子さん(画面)
1日、ニューヨークの国連本部で開かれた記者会見にオンラインで参加するサーロー節子さん(画面)

 【ニューヨーク時事】広島の被爆者でカナダ在住のサーロー節子さん(91)は1日、核兵器禁止条約に不参加の日本政府に対する「いら立ちと憤りの声を上げ続ける必要がある。闘いは続いている」と語った。第2回締約国会議の最終日に合わせ、オンラインで記者会見した。
 日本は第1回から連続してオブザーバー参加を見送っている。サーローさんは「広島選出の岸田文雄首相は(核なき世界実現へ)全力を尽くすと言っているが、本気か疑わしい」と非難。日本に批准を求めることを含め「核禁条約を機能させるために、できる限りのことをしなくてはならない」と訴えた。
 核禁条約には、核保有国や日本など「核の傘」に頼る国は加入していない。ただ、今回の会議には締約した59カ国・地域のほか、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のドイツやノルウェーなど35カ国がオブザーバーとして参加した。 

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