父「早く抱き締めたい」=ハマス人質の息子解放―タイ 2023年11月27日 17時52分

ハマスから解放されたタイ人のマニーさん(後列左端)ら=26日、イスラエル(父チュンポンさん提供・時事)
ハマスから解放されたタイ人のマニーさん(後列左端)ら=26日、イスラエル(父チュンポンさん提供・時事)

 【バンコク時事】滞在先のイスラエルでイスラム組織ハマスに人質として拘束され、解放されたタイ人男性マニーさん(29)の父チュンポンさん(50)が27日、時事通信社の取材に応じた。「すごくうれしい。早く帰って来てほしい。抱き締めたい」と喜びを語った。
 マニーさんは26日、ハマスによる人質解放の第2陣として、イスラエル人や他のタイ人と共に解放された。病院で診察を受けた後、帰国する。
 チュンポンさんによると、ビデオ通話で会話したマニーさんは元気な様子だったが、精神的な影響も懸念される状態だった。拘束中については「自由がないだけで食事などはあり、普通の生活だった。ハマスのメンバーとの会話はなかった」と話していたという。
 マニーさんはタイ東北部ウドンタニ県出身。約5年前、国内より高収入が得られるイスラエルに渡り、パレスチナ自治区ガザに近い集落で清掃作業員として働いていた。ハマスによる10月7日の襲撃に巻き込まれ、連れ去られた。
 タイ外務省によれば、今月27日までにタイ人の人質17人が解放されたが、いまだ15人が拘束中。また、21日時点で39人が死亡している。 

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