先住民支援の縮小検討=野党「時代に逆行」と反発―NZ新政権 2023年11月27日 17時09分

伝統舞踊を披露するニュージーランドの先住民マオリの人たち=7月16日、オークランド
伝統舞踊を披露するニュージーランドの先住民マオリの人たち=7月16日、オークランド

 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)で27日、中道右派の国民党を中心とする保守3党連立のラクソン政権が発足した。新政権は最大の懸案の経済再生と並行し、与党入りした少数政党ACTの主張を取り入れて先住民マオリへの支援策縮小を検討。これに対し、野党に転落した労働党などは「時代の流れに逆行する」と反発している。
 NZでは1840年、当時の宗主国・英国とマオリとの間で「ワイタンギ条約」が締結され、マオリの権利や文化を尊重する政策が実施されてきた。だが、マオリの「特別扱い」に反対し、条約の運用見直しを唱えるACTが連立に参加。ラクソン首相は経済政策で協力を得る代わりにACTの先住民政策の一部をのみ、連立合意に盛り込んだ。 

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