衛星打ち上げで緊急会合=ロ朝接近に懸念―国連安保理 2023年11月28日 00時11分

 【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は27日午前(日本時間28日未明)、北朝鮮による21日の軍事偵察衛星打ち上げを受け、緊急の公開会合を開いた。弾道ミサイル技術を使った打ち上げは安保理の対北朝鮮制裁決議に反するが、中国とロシアが北朝鮮擁護の姿勢を変えておらず、安保理として一致した行動を取るのは困難な情勢だ。
 韓国軍によれば、北朝鮮は今年3回目となった21日の打ち上げで、初めて衛星を地球周回軌道へ進入させた。成功の背景にはロシアによる技術提供があったとみられている。
 安保理での北朝鮮を巡る議論は従来、北朝鮮の後ろ盾を務める中国と米国との交渉がカギを握ってきた。しかし、中国と同様に常任理事国で拒否権を持つロシアが北朝鮮と関係を深めており、安保理として北朝鮮に厳しい対応を取ることが今後さらに難しくなると懸念されている。 

海外経済ニュース