ウクライナ支援、AIを議論=日本、来年の議長国に立候補―OECD閣僚理 2023年06月08日 23時20分
【パリ時事】パリで開かれた経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会は8日、討議の成果をまとめた声明を採択、閉幕した。2日間の会合では、ロシアが侵攻したウクライナへの支援やインド太平洋地域との協力強化、人工知能(AI)を巡る課題が議題となった。
日本からは山田賢司外務副大臣と中谷真一経済産業兼内閣府副大臣が出席。1964年のOECD加盟から60周年に当たる来年の理事会の議長国に立候補した。
初日の7日は、ウクライナの復興や将来的なOECD加盟に向けた4年間の支援策を協議。オンラインで参加した同国のシュミハリ首相は「重要な一歩だ」と謝意を示した。