ウクライナ首都「6日連続空爆」=ロシア国境州で2人死亡 2023年06月02日 19時22分

ロシア軍のミサイル攻撃により損壊した病院を視察するウクライナの首都キーウ(キエフ)のクリチコ市長(中央奥)=1日(AFP時事)
ロシア軍のミサイル攻撃により損壊した病院を視察するウクライナの首都キーウ(キエフ)のクリチコ市長(中央奥)=1日(AFP時事)

 ウクライナ軍は2日、首都キーウ(キエフ)などで同日未明にロシア軍の巡航ミサイル15発とドローン約20機による空爆があり「すべてを撃墜した」と発表した。キーウ市高官は「過去6日間で6回目の空爆だ。敵は毎回兵器を変えている」と非難。その上で前回の弾道ミサイル攻撃に続き、今回はカスピ海上空の爆撃機から巡航ミサイルが撃ち込まれたと指摘した。
 キーウ州高官によると、ミサイルの破片が落下して子供を含む2人が負傷したという。ウクライナ侵攻ではロシアの攻撃で民間施設が被害を受け、多数の子供が犠牲になっており、ウクライナ検察当局は侵攻開始以降、2日時点で子供484人が死亡し、少なくとも992人が負傷したと発表した。 

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