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　【ニューヨーク時事】国連安保理は２７日の会合で、ロシア産天然ガスをドイツに運ぶ海底パイプライン「ノルドストリーム」が昨年損傷した問題について、独立した調査を求めるロシア提案の決議案を否決した。
　決議案の採択には、常任理事国が反対票を投じず、９カ国以上が賛成する必要がある。しかし賛成はロシア、中国、ブラジルの３カ国にとどまった。残る１２カ国は棄権した。
　損傷については、ドイツやスウェーデン、デンマークが調査を進めている。日米英などは「この結論を待つべきだ」と訴えた。