学校で乱射、9歳児童ら6人死亡=元在校生の容疑者射殺―米南部 2023年03月28日 07時02分

27日、米南部テネシー州ナッシュビルで、銃乱射事件が起きた学校に駆け付けた警察官ら(EPA時事)
27日、米南部テネシー州ナッシュビルで、銃乱射事件が起きた学校に駆け付けた警察官ら(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】米南部テネシー州ナッシュビルの学校で27日午前(日本時間28日未明)、銃乱射事件が発生し、いずれも9歳の児童3人、学校長を含む60~61歳の職員3人の計6人が死亡した。容疑者は元在校生で、駆け付けた警官に射殺された。
 現場は、未就学児から小学6年生までの約200人が通うキリスト教系の私立校。警察は、容疑者をナッシュビル在住の白人オードリー・ヘイル容疑者(28)と特定した。単独犯とみられる。
 ヘイル容疑者の性別について、警察は当初「女」と発表。その後、同容疑者がトランスジェンダーだと明らかにした。ニューヨーク・タイムズ紙によると、ソーシャルメディアへの投稿から、過去数カ月間は「男」を自認していたとみられる。
 ヘイル容疑者は、「アサルトウエポン」と呼ばれる殺傷力の高い半自動小銃2丁と拳銃1丁を所持。通用口から押し入り、1階から2階に移動しながら銃撃を続けたとみられる。通報から約15分後に2階で射殺された。
 警察は、容疑者が持っていた「声明文」や、校舎の図面を押収した。親族から話を聴取するなどして動機を捜査している。
 バイデン大統領は27日、ホワイトハウスで演説し、「胸が張り裂ける思いだ」と犠牲者と遺族に哀悼の意を示した。その上で連邦議会に対し、アサルトウエポン禁止の法制化を改めて求めた。 

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