米グーグル、34%減益=広告事業が低迷―22年10~12月期 2023年02月03日 09時47分

米グーグルのロゴマーク(AFP時事)
米グーグルのロゴマーク(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】米グーグルの持ち株会社アルファベットが2日発表した2022年10~12月期決算は、純利益が前年同期比34%減の136億2400万ドル(約1兆7500億円)だった。売上高は1%増の760億4800万ドルと過去最高だったが、景気後退懸念のあおりで広告事業が低迷。増収率は6四半期連続で鈍化した。
 ピチャイ最高経営責任者(CEO)は電話会見で、「広告支出の減少や(ドル高による)為替の影響を受けた」と説明した。売上高の約8割を占める広告事業は4%減だった。注力分野のクラウド事業は32%増収で、損失額は圧縮された。 

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