中央銀行の金購入、55年ぶり高水準=ウクライナ危機が影響―22年 2023年02月01日 09時58分

 【ロンドン時事】産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が31日発表した報告書によると、2022年に世界の中央銀行が購入した金の量は1136トンと、前年(450トン)から約2.5倍に増えた。これは1967年以来55年ぶりの高水準。ロシアのウクライナ侵攻による地政学的リスクの高まりや世界的な高インフレを背景に、各国中銀が準備資産として金を確保する動きを強めたことが背景にある。 

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