民主上院議員が離党表明=事実上の多数派は維持―米 2022年12月10日 06時59分

シネマ米上院議員=2019年3月、ワシントン(AFP時事)
シネマ米上院議員=2019年3月、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米民主党中道派のシネマ上院議員は9日、CNNテレビのインタビューで、離党して無所属として活動する意向を示した。民主党は南部ジョージア州の決選投票で勝利し、上院(定数100)の過半数を確実にしたばかりだが、議席は51議席から50議席に減る。
 上院議長兼務のハリス副大統領が決裁票を持つため、民主党が事実上多数派を握ることは変わらない。ただ、本会議や委員会の審議で、執行部は党内の造反対策に一層の注意を払う必要が出てくる。
 シネマ氏は民主、共和両党の勢力が伯仲する西部アリゾナ州選出で、「私はどの政党の枠にもきちんと収まったことがない」と述べた。党議拘束がない米国では、法案の投票行動などで議員個人の裁量が大きい。シネマ氏は、重要法案や議事運営でたびたび反対に回り、バイデン政権の壁となってきた経緯がある。 

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