中国主席、サウジ国王と会談=米国をけん制、関係強化へ 2022年12月08日 21時47分

8日、リヤドで、歓迎式典に臨む中国の習近平国家主席(左)とサウジアラビアのムハンマド皇太子(ロイター時事)
8日、リヤドで、歓迎式典に臨む中国の習近平国家主席(左)とサウジアラビアのムハンマド皇太子(ロイター時事)

 【カイロ時事】中国の習近平国家主席は8日、訪問先のサウジアラビアの首都リヤドで、サルマン国王と会談した。会談には、9月にサルマン国王から首相職を移譲され、事実上の最高権力者として国政を取り仕切るムハンマド皇太子が同席。両国は「包括的戦略パートナーシップ協定」を締結した。国営サウジ通信が報じた。
 中東での影響力拡大を模索する中国は、人権問題やエネルギー供給で米国と隔たりのあるサウジとの関係を深める狙いがある。また、ロイター通信によると、サウジは米国の通信網から事実上排除された中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が提供する技術に関する覚書を交わした。
 会談に先立つ歓迎式典で、皇太子は習氏を出迎えて握手。皇太子は7月にサウジを訪れたバイデン米大統領とは握手せずに拳を突き合わせるあいさつのみで済ませており、関係がぎくしゃくするバイデン氏との違いを際立たせる形となった。 

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8日、リヤドで会談に臨むサウジアラビアのムハンマド皇太子(右)と中国の習近平国家主席(AFP時事)
8日、リヤドで会談に臨むサウジアラビアのムハンマド皇太子(右)と中国の習近平国家主席(AFP時事)

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