米アップル、クラウドの暗号強化=犯罪捜査で懸念も 2022年12月08日 10時35分

米アップルのロゴマーク(AFP時事)
米アップルのロゴマーク(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】米アップルは7日、利用者保護の一環として、同社のクラウドサービス「アイクラウド」に保存したデータが第三者に収集・悪用されるのを防止する「暗号化」を拡充すると発表した。ただ、暗号化されたデータの復元を利用者本人のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などからしか行えない仕組みとなっており、各国当局の犯罪捜査に支障が出る懸念がある。
 データの暗号化は、不正アクセスなどによる情報漏えいを防ぐのが狙い。新機能は米国で年内に提供を開始し、来年から世界で展開する。
 健康情報など14種のデータは既に暗号化の対象で、新たに写真やメモ、アイフォーンのバックアップなどが追加され、計23種となる。アップルは「ユーザーが信頼できるデバイスでのみ、復元できるようにする」としている。 

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