元稲沢市議、無期懲役が確定=麻薬密輸罪で上訴棄却―中国 2022年11月25日 12時45分

桜木琢磨・元愛知県稲沢市議
桜木琢磨・元愛知県稲沢市議

 【北京時事】中国広東省高級人民法院(高裁)は25日、麻薬密輸罪に問われ、一審で無期懲役を言い渡された愛知県稲沢市の元市議、桜木琢磨被告(79)の上訴を棄却し、一審判決を維持する判断を下した。中国は二審制で、無期懲役刑が確定した。
 被告は「荷物の中身は知らなかった。だまされて利用された」と一貫して無罪を主張していたが、高裁は判決理由で「覚醒剤が隠されている可能性を知りながら、スーツケースを所持して出国しようとした」と認定。「中身が異常だと認識しており、だまされたものではない」と結論付けた。
 一審判決などによると、被告は2013年10月、自称ナイジェリア人の男から荷物を運ぶよう頼まれ、広東省広州市のホテルでマリ人の男を介し、女性用の厚底サンダルが詰められたスーツケースを受け取った。その後、同市の空港から上海経由で出国しようとした際、安全検査でサンダルの底などに隠された覚醒剤3キロ超が見つかった。 

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