大麻の単純所持に恩赦=中間選前、リベラルにアピール―バイデン米大統領 2022年10月07日 07時19分

スピーチするバイデン米大統領=6日、ニューヨーク州ポキプシー(AFP時事)
スピーチするバイデン米大統領=6日、ニューヨーク州ポキプシー(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は6日、大麻の単純所持で有罪判決を受けた人全員に恩赦を施すと発表した。米政府高官によると対象は約6500人。バイデン氏は同日ツイッターに動画を掲載し、白人と有色人種の大麻所持率に大差はないにもかかわらず「有色人種は不当に高い割合で有罪判決を受けている」と述べた。
 大麻の単純所持罪をめぐっては、民主党急進左派などが「有色人種の雇用や就学、住居探しの機会を奪っている」としてバイデン氏に恩赦を要求してきた。中間選挙を11月に控え、人種的少数派(マイノリティー)の権利擁護を訴えるリベラル層にアピールする狙いがありそうだ。
 米国では一部の州で既に大麻は合法化されている。バイデン氏は連邦レベルで大麻の危険薬物としての分類見直しを進める考えも併せて示した。 

海外経済ニュース