EU大使追放へ=強権批判に反発―ニカラグア 2022年09月29日 08時44分

中米ニカラグアのオルテガ大統領(中央)=2019年1月、カラカス(EPA時事)
中米ニカラグアのオルテガ大統領(中央)=2019年1月、カラカス(EPA時事)

 【サンパウロ時事】中米ニカラグアのメディアは28日、左派オルテガ政権が欧州連合(EU)の駐ニカラグア大使を口頭で「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定し、国外退去を通告したと伝えた。EUが最近、政権の強権姿勢を批判したことへの報復措置とみられる。
 ニカラグアのニュースサイト「コンフィデンシアル」によると、EUは最近、オルテガ大統領に「主権を国民に返し、民主主義を回復する」よう呼び掛けていた。オルテガ政権は「ニカラグアの主権に対する干渉と敬意の欠如」を追放理由に挙げているという。
 既に国内の政敵やメディアを抑え込んでいるオルテガ政権は、海外からの批判に神経をとがらせている。今年3月にバチカン大使を追放。7月には米大使の受け入れを拒否した。 

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