ザポロジエ原発の安全区域協議=ロシア・ウクライナが非難応酬―IAEA総会 2022年09月26日 20時23分

26日、ウィーンの国際原子力機関(IAEA)本部で開かれた年次総会で発言するグロッシ事務局長(AFP時事)
26日、ウィーンの国際原子力機関(IAEA)本部で開かれた年次総会で発言するグロッシ事務局長(AFP時事)

 【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)の全加盟国・地域が参加する年次総会が26日、ウィーンの本部で5日間の日程で開幕した。ロシア軍が占拠するウクライナ南東部ザポロジエ原発周辺で、「安全・保護区域」を設定することが議題となった。また、ロシアとウクライナが原発への攻撃をめぐり非難の応酬を展開した。
 IAEAのグロッシ事務局長は、安全区域についてロシア、ウクライナ双方と協議を始めたとした上で「合意は可能で、成し遂げねばならない」と強調した。
 ウクライナ代表は、ロシアは「核テロリスト国家だ」と断言。原発への砲撃や、原発職員の拷問を行っていると糾弾し、「世界は核災害の瀬戸際にある」と各国にロシアの軍事活動を停止させるよう求めた。
 ロシア代表は、「ウクライナ軍はドローンや重火器、ロケットでザポロジエ原発を攻撃している」と反論。一方、安全区域について「技術的な側面で協力する用意がある」と、一定の理解を示した。 

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