中国演習「怖くない」78%=ペロシ氏訪問歓迎は5割超―台湾世論調査 2022年08月17日 17時12分

周辺海空域で中国の軍事演習が行われる中、多くの人でにぎわう台湾北部・基隆=5日(EPA時事)
周辺海空域で中国の軍事演習が行われる中、多くの人でにぎわう台湾北部・基隆=5日(EPA時事)

 【台北時事】台湾の民間シンクタンク「台湾民意基金会」が16日発表した世論調査で、中国が今月台湾周辺で実施した大規模軍事演習について、78.3%が「怖くない」と回答した。初めて中国軍の弾道ミサイルが台湾本島上空を通過するなど異例の軍事威嚇が行われたが、台湾市民の落ち着いた反応が浮き彫りになった。
 調査は今月8~9日、20歳以上を対象に行われ、1035人から回答を得た。台湾を包囲する形で中国軍が実施した軍事演習は4~7日だった。演習を「怖い」と答えた人は17.2%だった。
 演習は、ペロシ米下院議長が2、3両日に台湾を訪問したことに中国が猛反発する中で実施されたが、世論調査では52.9%がペロシ氏訪台を「歓迎する」と回答。「歓迎しない」の24.0%を大きく上回り、「対抗措置」(中国外務省)を受けても多くがペロシ氏の訪台を前向きに評価した。 

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