大統領権限を強化へ=新憲法案、承認の公算―チュニジア 2022年07月01日 15時32分

チュニジアのサイード大統領=2021年12月、チュニス(AFP時事)
チュニジアのサイード大統領=2021年12月、チュニス(AFP時事)

 【カイロ時事】チュニジアで6月30日、大統領の権限を大幅に拡大する新憲法案が公表された。今月25日に是非を問う国民投票が実施される。野党勢力は、昨年7月に議会を一方的に停止するなど強権志向に拍車が掛かるサイード大統領による「独裁回帰」と反発を強めている。
 2011年のベンアリ独裁体制崩壊後、14年に制定された現行憲法では、大統領と首相の権力分散が確立された。ロイター通信によると、新憲法案では法案や予算案の提出、議会の解散権など幅広い権限を大統領に付与。反対勢力は国民投票ボイコットを訴えているが、新憲法案は承認される公算が大きい。 

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