ウクライナ情勢、柔軟対応を=APEC議長のプラユット・タイ首相 2022年05月26日 19時05分

取材に応じるタイのプラユット首相=26日、東京都内
取材に応じるタイのプラユット首相=26日、東京都内

 来日中のタイのプラユット首相兼国防相は26日、東京都内で時事通信などの取材に応じ、ロシアによる侵攻が続くウクライナ問題などの国際情勢を念頭に「経済の回復には柔軟な対応が必要」との考えを示した。ロシア非難を繰り返す日米欧と一線を画し、ウクライナ問題で中立を維持するタイの立場を説明した。
 タイは今年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)議長国を務める。先週末にバンコクで開かれたAPEC貿易相会合は、参加21カ国・地域中、日米など5カ国がロシア閣僚の発言中に退席。ロシアは反発し、全会一致が原則の共同声明を採択できなかった。
 プラユット氏は「包括的な社会を構築すべきだ」と強調。新型コロナウイルスが広がった過去2年の教訓から「経済を成長させるには柔軟でなければならない」と述べ、「平和と安定には経済回復が必要だ」と語った。 

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