脱ロシア産燃料で28兆円投資=27年までに―EU欧州委案 2022年05月18日 22時56分

フォンデアライエン欧州委員長=18日、ベルギー・ブリュッセル(EPA時事)
フォンデアライエン欧州委員長=18日、ベルギー・ブリュッセル(EPA時事)

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は18日、ウクライナに侵攻したロシアへの化石燃料依存から2027年までに脱却するための計画案を発表した。天然ガスの調達先多様化や省エネに加え、再生可能エネルギー普及をさらに促進する。このため、同年までに新たに2100億ユーロ(約28兆5000億円)の投資が必要だとした。
 フォンデアライエン欧州委員長は記者会見で、資金の大部分は「クリーンエネルギーへの移行加速や規模拡大に投じられる」と強調した。
 財源には、新型コロナウイルス禍からの経済再建に向けたEU資金の未利用分を充てるほか、二酸化炭素(CO2)の排出量取引制度(ETS)の新規排出枠発行で200億ユーロを捻出する。加盟国間の議論が難航しているロシア産石油の段階的輸入禁止案の合意に向けた打開策となるかが焦点だ。 

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