米回答に不満「検討し行動」=プーチン氏、仏大統領に伝達 2022年01月28日 22時39分

ロシアのプーチン大統領=24日、モスクワ(AFP時事)
ロシアのプーチン大統領=24日、モスクワ(AFP時事)

 【モスクワ、パリ時事】ロシアのプーチン大統領は28日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、北大西洋条約機構(NATO)の不拡大を含むロシアの要求に対する米国やNATOの回答について、ロシアの安全保障上の懸念を考慮していないと不満を示した。
 プーチン氏は「注意深く検討した上で、今後の行動を決める」とも伝えた。26日の回答後、プーチン氏の発言が明らかになるのは初めて。米国などは回答でNATO不拡大要求を拒否する考えを伝えていた。
 プーチン氏は「他国を犠牲にして自国の安全保障を強化してはならない」という原則に関して「重要な問題が無視されている」と主張した。
 AFP通信によれば、仏ロ首脳会談は1時間以上に及んだ。マクロン氏は、ウクライナ政府軍と親ロシア派武装勢力の停戦を定めた「ミンスク合意」を、仏ロとウクライナ、ドイツの4カ国の枠組みで実行し、緊張緩和の糸口を探りたい意向を示したという。 

海外経済ニュース